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メッセージ

滋賀医科大学アジア疫学研究センター設立について

滋賀医科大学 アジア疫学研究センター長
滋賀医科大学 社会医学講座公衆衛生学部門 教授

三浦 克之

わが国初の疫学研究拠点

 疫学研究では大規模な集団に対する長期間の調査が必要となるため、欧米では膨大な時間と人員、研究費が投入されてきました。これら欧米諸国と比較すると、日本やアジアでの疫学研究は遅れを取っており、研究基盤を強固なものとするため、個人情報や生体試料管理のための専門施設の設置、研究調査に用いるリサーチクリニックの整備、および専門スタッフの育成などが課題となっていました。
 これらの課題に対応すべく、滋賀医科大学アジア疫学研究センター(Center for Epidemiologic Research in Asia:CERA)は、平成24年度文部科学省施設整備予算(最先端研究施設)により、我が国初の総合研究棟「疫学研究拠点」として整備されました。

生活習慣病予防に資する研究成果の創出、人材育成を目指す

 心臓病・脳卒中などの循環器疾患、およびその危険因子である糖尿病・高血圧・脂質異常症などの生活習慣病の増加は、日本のみならずアジア諸国においても深刻な健康問題になっています。しかしながら、これらアジア諸国では、循環器疾患や糖尿病の有病率・罹患率、その原因となる生活習慣や遺伝的要因等について充分に解明されていません。これまで日本で培われた疫学研究の経験と技術がアジア諸国での疾病予防や健康寿命の延伸のために必要とされており、アジアのリーダーとしてわが国の果たすべき役割はますます大きくなっています。
 以上の背景を踏まえ、アジア疫学研究センターは、アジアにおける疫学研究の拠点として、循環器疾患や糖尿病を中心とした各種疾患に関する最先端の疫学研究、国際共同疫学研究の推進を図り、アジアを中心とする国際共同疫学研究と、滋賀を基盤とする最先端地域疫学研究という二つの研究分野と、生活習慣病疫学の専門家育成のための大学院・社会人教育の推進を目標とします。
 2013年に採択された博士課程教育リーディングプログラム「アジアNCD超克プロジェクト」も本センターを基盤として推進しています。

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